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2011年5月 6日 (金)

八戸土産

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先日 遊びにいらした方からのお土産。

八戸名物がいっぱい! ありがとうございま~す。 happy01

真ん中は青森県民のおふくろの味、上北農産加工のスタミナ源たれ

通称「源たれ」…というのだと、他県のカンナさんから以前教わりました。

早速 capricornuspig おすそ分けに水沢へ。 rvcardash

実はおじいちゃんはその昔(18~22歳頃?)八戸で暮らしていたことが

あるのです。 これは私がお嫁に来てから おじいちゃんが病気になる

までの約20年間にさんざん聞かされていたことです。

八戸時代は戦時中から敗戦直後の激動の時期で、おじいちゃん自身も

若くして父(capricornus の祖父)を失い、相当苦労した時期だったようですが、

当人にとっては人生の中で一番輝いていた時でもあったようです。

病気になる前、私が「戦争という暗い時代に多感な年頃で、しかも

お父さんまで亡くなって、ずいぶん大変でしたね。」と言うと、

「いや、大変なときでも、世の中が暗くても、自分の中にはそれなりに

楽しみがあるもんなんだ。その時その時で楽しみを見つけるのサ。」

と答えたものでした。

八戸を語るときのおじいちゃんは いきいきとして、愉快そうです。

蕪島のウミネコの卵を悪友としっけいして食べちゃったこと、

海に潜ってウニを採っていたらコンブに巻き付かれて死にかけたこと、

父親が死に、若くして缶詰工場のオーナーになったこと、

酒と煙草も八戸でおぼえたこと、ちょっと”粋な”遊びもしたこと…

海軍(養成学校?)で身につけた写真技術が生業に結びついたこと、

缶詰工場を人に譲り、水沢で始めた写真屋の名前を、

それまで暮らした八戸の町名からとってつけたこと…

さっきまでのいっさいのことを忘れても、八戸の記憶は残っている

ようです。ただ言葉が出てこなくなったので、私が助け船を出すと、

「アンタ、よく知ってるねぇ、オレより知ってんでねぇか?」って(爆)

(そりゃね、あれだけ聞かされて、耳にタコで、そのタコが

私の耳の中で踊っちゃってるからね・笑)

爺:「何々、花万の『なかよし』…おお、八戸の白銀で作ってら!

  オレがいた隣町だ~。いや~、わざわざオレのために八戸から

  届けにきてくれたの? アリガト、アリガト。」…ムシャムシャ。

pig 「そ、そーだよ。美味しいから食べて…って、もう食べてるし。」

… ちょっと違うけど、ま、そう思わせておくか。(Fさん、ゴメンナサイsweat01

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2011年5月 5日 (木)

やる気!

やることは、ね、いっぱいあるのよ。

やらなきゃいけないことが…そう、いっぱい。

でも…やる気がでないときってあります。

そんな時は…

capricornuspig 「やる気村に行こう!」

「元気村」でも「いきいき村」でもありません。

やる気、やる気、やる気がいっぱいの「やる気村」。

実はここはブログ仲間の裕子母さんのお父様がオーナーです。

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↑ やる気村にある やる気茶屋。

オーナーのご令嬢である裕子母さんも時々お手伝いにくるようです。

今日はいるかな…いました! よかった~。

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↑ やる気茶屋イチオシの 「味噌ゴジララーメン」

なんでゴジラかって? それはこれが激辛ラーメンで、ゴジラのように

口から火を噴いちゃうから!…じゃないかな、確認してないけど。(笑)

いや~、前から食べたい食べたいと思っていたのですが、

なにせこのボリューム、とっても一人では食べきれないと…

でも、勇気をふりしぼって(?)裕子母さんにお願いしてみましたよ

pig 「あの~、二人で一つでも…いいかな?それと辛さ半分で。」

裕:「もちろん、いいわよ~」

取り分け用にお椀をつけていただきました。

お味はそりゃもう、想像どおり。 delicious うっま~い!!!heart04

たっぷりの野菜としっかりした味の特製チャーシュー、

ニンニクとゴマもた~っぷり。 辛さは半分でもけっこう辛かったので

普通の辛さだとホントに火を噴いちゃうかも。辛いモノ好きには

たまらぬ旨さでしょう。 クセになる味です。

今度は次男も連れてこようっと。

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↑ やる気茶屋のお座敷、床の間の壁は炭が組み込まれています。

岩手県は木炭生産量が日本一なのだそうです。全国木炭協会会長

であるオーナー(裕子母さんのお父様)のこだわりであり、ご自慢の

床の間なのですね。炭は燃料以外にも空気の浄化、湿気防止にも

大きな効力があり、やる気茶屋の床下にも大量の炭が使われています。

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↑ やる気茶屋の裏庭(裏山)

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↑ さすが やる気村、「やる気」が溢れています(笑)

ダンナが「やる気! やる気!」で参道を登ったかどうかは

アヤシイですが、ダンナ(写真左上)の立っているあたりに

やる気地蔵が。写真撮るの忘れましたが、このお地蔵さん、

木魚にもたれて眠る一休さんで、まことに可愛らしい。

(pencil追記:スミマセン、一休さんはやる気地蔵に参拝する前に

お清めする所らしいです。by capricornus。えっsweat01じゃ、やる気地蔵様はどこ?

裕子母さん、ゴメンナサイ、よく見ていませんでした~ sweat02

写真右側の小屋は小さな炭の博物館で、世界の炭が展示されています。

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↑ ゴジラ君の石像。たすき掛けで交通安全を呼びかけています。

実はオーナー、盛岡交通安全協会の会長さんでもいらっしゃいます。

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↑ もう、これでもかというくらいの「やる気」喚起!

capricornus 「やる気村、まさに とんこにうってつけのところですなぁ・笑

   その看板はずして台所に吊したらどう?」

pig 「・・・・・gawk(そうきたか!)」(忍法聞こえないフリ)

これらの看板はすべてオーナーの手作りだとか。

やる気に満ちあふれるオーナー、裕子母さんのお父様に

ご挨拶して帰りましょう。

このときもお庭で看板にペンキを塗っている最中でした。

ちょっとご挨拶…のつもりが、お父様のお話がおもしろく、

引き込まれて…お父様も駐車場まで見送ってくださいました。

capricornuspig 「ごちそうさまでした~。失礼いたしま~す。」

何よりもオーナーに「やる気」をいただいたのでした(笑)

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↑ やる気村は綱取ダム湖畔にあります。

萌え出た柳の緑と、ダム湖の緑が美しいです。

メジロがたくさんいました。

 顼やる気茶屋顼

 岩手県盛岡市浅岸貝田43-15   019-625-3151

 営業時間11時~15時半(スープが無くなったら終わり))

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2011年5月 1日 (日)

最初で最後・・・かも(1日目)

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2ヶ月ほど前の記事、『岩手弁かるた』を覚えておいででしょうか?

あの時、「あるイベントで使うため、ノリで購入」と書いたのですが、

その、あるイベントが先日行われました。ホントはイベントなどと

大げさなものではなく、capricornuspig 一家の温泉一泊プチ旅行でした。

おじいちゃん、おばあちゃん、3人の息子&奥さんたち、

つまり夫婦4組、計8人で。 長男のダンナを始め、仕事を持つ

私たちが一同に会すことはできそうでできないことです。 

それでも何とかやりくりし全員集合!ができたのは、

各々の胸の内に「これが最初で最後になるだろう」という

思いがあったから。 残念ながら認知症のおじいちゃんにとって

このプチ旅行は思い出作りにはならず、少しの環境の変化にも

パニックを起こしやすくなっている今、むしろ病状を悪化させるのでは

との危惧もありました。 だから、敢えて言うならこれは おばあちゃんと

私たち家族のための企画であったのです。 おじいちゃんの病状が

これ以上悪化する前に、少しでも楽しい思い出を作りたかった…。

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↑ 場所は花巻の新鉛温泉 愛隣館。夕食にそろった家族一同。

えっと、プライバシー保護のためパステル画調に処理しました。wink

お料理やサービスが充実している上に驚きの価格設定が魅力です。

震災前に予約をしていたのですが、震災後、キャンセルが相次いだと

聞き、私たちは敢えてキャンセルはしませんでした。

これも一つの支援の形かな…と。

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↑ 相変わらず食欲旺盛なおじいちゃんと笑顔のおばあちゃん。

       spa   bottle   spa   beer   spa

温泉に入り、美味しいごちそうをたらふく食べた後は、

pig 「私たちの部屋で かるた大会するわよぉ~。みんな集まって~」

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↑ で、例の岩手弁かるたの登場です。

三男のお嫁さんは徳島県出身なので岩手弁はチンプンカンプン。

個人戦は大変なのでカップル戦にしました。

ま、あんまり勝ち負けは関係なく、楽しめました。 

読み手はもちろん pig。 capricornusはおもに撮影係。

一枚札を取る度におじいちゃんの名(迷)解説つきで大笑い。

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夜も更けて おじいちゃんはお休みタイムsleepy

おばあちゃんと、三男のお嫁さん、私の3人は岩盤浴でデトックス。

老廃物をガンガン出してすっきりした pig は爆睡したのでした~。

夜中におじいちゃんが何度か起きてウロウロしたらしいのですが、

すべて capricornus にお任せしてしまった…ハハハ、ゴメンネ。

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2011年1月 9日 (日)

赤と青、そして白

今年の初夢はキツツキのドラミングでした。

夢、といっても見たわけではなく、音だけ。

ダンナの実家は市街地にあるし、ドラミングの季節(春)でもない。

でも、はっきりと、何度も聞こえた。

あれはたしかにキツツキの力強いドラミングの音。

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capricornuspig、おじいちゃんと一緒にいつもの滝沢村ネイチャーセンターへ。

今日こそはアオゲラ(キツツキ科)に会いたいものだね~、などと話ながら。

職員の方が、「今朝は、アオゲラ3羽来ましたよ。」と。

えっ!3羽も! 高まる期待。 heart02

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こちらはヒヨドリ。                       (撮影:capricornus

枝にさしたリンゴを美味しそうに食べています。

双眼鏡をのぞいたり職員の方とおしゃべりしながら待つこと20分ほど。

すでに おじいちゃん、飽きちゃって「帰るべぇ、帰るべぇ。gawk

と、そこへ職員さんの声。 「あ、アオゲラ来ましたよ~。」

うっきゃぁ~!!悲願(?)達成!

capricornuspig はおじいちゃんそっちのけで興奮のルツボ。

カメラで撮影しまくるダンナ。

望遠鏡に見入る私。(ああ、長男にもみせてあげたい、ナ。)

え?おじいちゃん?

えっと…優しく美しいvirgo職員さんから標本の説明を受けてご満悦。catface

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(撮影:capricornus ~ 以下の写真はみなダンナの撮影です。)

↑ アオゲラ(♀)美味しそうに牛脂を食べています。

鳥は派手なオスに比べ、メスはたいていが地味な色合いですが、

アオゲラはメスも美しい。餌をついばむ姿もエレガント。

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↑ ・・・が、後ろ姿は意外とボッテリしてる。 coldsweats01

全長約30㎝ほどもあり、存在感じゅうぶんです。

チョコマカした動きではなく、移動もボンッ、ボンッ、ボンッ、と

幹を登っていき、上まで行くとバッと飛び立つ。

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↑ そして、そして、こちらは アカゲラ(♂)(キツツキ科)

アオゲラが立ち去るのを上から待っていたようです。

写真のマジックでアオゲラより大きく見えますが、全長20㎝ほど。

アオゲラよりひとまわり小さいです。

それにしてもなんてオシャレな鳥でしょう。

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↑ おじいちゃんの「早く帰るべぇ~」コールが強くなったので

ちょっと心残りでしたが、ネイチャーセンターを後にしたcapricornuspigでした。

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↑ センター前の大きなクヌギの木。

枝に降り積もった雪が青白い光を放って美しい。

ネイチャーセンターにはお弁当やコーヒー持ち込みOKとの

ことでしたので、今度は水筒にコーヒーを入れて

ゆっくり、じっくり 観察を楽しみたいです。

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2010年11月21日 (日)

森のエビフライ?

そうは見えないかもしれないけど…「引きずり女」なの、ワタシ(笑)

何を引きずっているかって?

それはもう、あまり人様には言えないような、

暗く、ど~んよりしたモノでございますよ。

そんなことはなにもオマエだけじゃないんだよって?

…そーですよね。 そーなんですけどねぇ…

風もなく温かなこの日。

金曜の夜からプチ・引きこもりになりそうな妻を心配してか、

はたまたメタボ対策か(どーもこっちだな、ウン)

めずらしくダンナが私を森へと誘ったのでした。

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初冬の森林を歩く。 黙って歩く。

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サクッ… カシャッ… パキッ… サクッ…

一歩、一歩、 歩く。 落ち葉の上を。

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サクッ… カシャッ… パキッ… サクッ…

生まれて死んで  死んで生まれて

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朽ちかけてなお紅を増すマムシグサ

ドクン、ドクン、ドクン… ワタクシ ハ マダ イキテイマス

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木々を渡る鳥の声に 空を見上げれば

辛夷の木にたくさんの冬芽 

             命   命        命命

                命    命       命 命

             命命    命      命命

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森を抜けたどり着いた先は…

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岩手県滝沢森林公園   野鳥観察の森ネイチャーセンター

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広大な森林公園内の一角に設けられた施設です。

餌台に集まる鳥や小動物を観察したり、森の自然を学んだり。

この日はシメや冬毛になったリスが訪れておりました。

(動きが速くて写真撮れず)

野鳥観察は冬が一番いい季節だとか。

冬にはアオゲラも毎日のように来るそうです。

capricornuspig 「見たい~~~!!!」

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森のクラフトコーナー。

森で拾った木の実や葉っぱを材料にオリジナルリースやプレートを

作ってみましょう。 リースは500円、プレートは300円。

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窓辺には葉っぱのステンドグラス。

ネイチャーセンターでは毎月1回、森の観察会や様々なイベントを

企画しています。12月19日のイベントはこのステンドグラス作りです。

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野生ホップのリースも素敵。自然にドライフラワーになってる。

野山を歩いているとよく見かけるので今度私も作ってみようかな。

「さてさて、これは何でしょう? 」 と、センターの指導員さん。

『森のエビフライ』と呼ばれているそうですよ。

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もともとの形は右側。

森のエビフライを作っているシェフは、松ぼっくりの中の種を

専門に食べる イスカ という名の鳥。

物事がくいちがうことをいう言葉に「イスカの嘴(はし)」というのが

あるそうです。 恥ずかしながらこの日初めて知った言葉。

イスカのクチバシは松の種子を上手に食べるために、

左右互い違いになっているとか。 へぇ~~、へぇ~~。

また、西洋ではキリストが十字架に貼り付けになったときに、

その釘を引き抜こうとした為、このようなクチバシになったという

伝承があるそうですよ。  ホォ~~、ホォ~~。

今度森を歩くときは、イスカが作った森のエビフライも

探してみよ~っと。

森に癒された一日となりました。

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2010年10月19日 (火)

ああ… 弘前

フランス料理と津軽三味線と「きき酒セット」に酔いしれ

眠りについた私。翌朝、カーテンと窓を開けると

ひんやりと湿った空気が部屋に流れ込みました。

見ると真正面には津軽の霊峰、岩木山が。

横たわる女の人の顔に似ています。

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     ああ…   ヒロサキ

     忘れかけると 呼ばれる街

     ああ…  ひろさき

     忘れかけていたことを 思い出す街

     ああ…  弘前

     そしてまた 忘れられない街になる

                    ~ とんこ ~

    

     

     息白く びんたのごとき 津軽弁

                     ~ 一羊 ~

           (白濱一羊句集 『喝采』より)

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2010年10月18日 (月)

弘前 その4~津軽三味線のまち

弘前のフランス食堂、「シェ・モア」で美味しいフランス料理を

堪能(前の記事 ↓)。 お料理を運んでくれるイケメンギャルソンや

素敵なシェフと、お料理について、弘前の街について、会話も弾み

とても楽しいひとときでした。 デザートが運ばれてきた頃、

pig 「あの、これから津軽三味線の演奏を生で聴いてみたいんです

   けど、どこかいいお店がありますか?」と尋ねると、

wine 「弘前には何店舗かありますが、私のオススメはここです。」

と、紹介されたお店が 『津軽三味線ライブ ふる里の響 あいや

pig 「あのぉ~、こちらで素晴らしい演奏を聴かせてくださると

   シェ・モアさんから紹介されて来たんですが…」

   (恐る恐る店の戸をあけるオバサンsweat02

bottle 「あ、いらっしゃ~い。はい、お聞かせしますよ~」

ちょっとぽっちゃりタイプ(失礼sweat01)の気さくな大将がお出迎え。

お好きな席にと言われ、どうせならとステージに近い

一番前のテーブルへ。

たった今フランス料理を食べたばかりでお腹が苦しかったので

とりあえず頼んだのが 黒石豆腐 ↓ お豆腐なら入るかな…と。

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↑写真だとわかりにくいのですが、これ、一丁まるごとです!

どぉ~んと出されて内心「む、無理、入らない」と思ったのですが、

一口食べてビックリ!eye う、旨い!旨すぎる!!

それはそれはきめ細かくて濃厚な豆の風味。

クリーミーな食感がやみつきになりそう。

B級グルメ、 つゆ焼きそば で有名な青森県黒石市は

お豆腐もハンパなく美味しいです。もちろん完食。

お豆腐を食べていると、さっきまでフツーに店員として接客していた

オネエサンとあのぽっちゃりした大将がステージへ。

いきなりライブ、始まりました。 

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↑ 「津軽おはら節」を歌うアカネさんと三味線の渋谷さん。

さっきまでのほんわりムードの対応が嘘のように空気が一変。

どこまでものびる凛とした声、それを引き立たせる津軽三味線の音。

鳥肌がたちました。

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↑ 大将、渋谷和生(しぶたに かずお)さんのソロ。

あいや節」「よされ節」「じょんがら節」と続きます。

津軽三味線ド素人の受けた素直な感想は、

起承転結がはっきりしたメロディーだなということ。

最初はさりげなく滑り出し、次第に高まっていく音色。

日本海の荒波を思わせるような重く激しく叩きつける

バチのリズム。そうかと思えば恨めしくすすり泣くような音。

いや、音というよりそれは「声」。三味線が魂を持ち、

過去のいっさいの記憶を呼び覚まして吠える声。

でも曲の終いは「こんなこともあっとさ」みたいに

妙に明るく、さっぱりと、きっぱりと過去と決別するのだ。

すべての曲がそうなのかは知らないけれど、

数曲聴いて受けた印象です。

月並みな言い方ですが、素晴らしかった!

体中の血がふつふつと沸くような感覚でした。

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↑ 体中の血を沸かせてくれたのは三味線だけではありません。

すっかりいい気分になった私は「きき酒セット」を注文。

数あるお酒の中から好きなのを3種類楽しめるというものです。

左から、「三戸のどんぺり」(にごり酒)、「じょっぱり」(清酒)、

「にごり原酒 蔵っ子」(にごり酒)。

両端の2種類のにごり酒は希少で、どちらか1種類のみと

品書きにあったのですが、この日はどちらもOKとのこと。

にごり酒好きの私としてはチョーラッキー lovely

「三戸のどんぺり」は裏ごししたようになめらかで甘い香り、

「蔵っ子」はザラッとして素朴、もったりと舌に乗るような感じです。

「じょっぱり」(青森や岩手の方言で、意地っ張り、強情の意味)は

その名のとおりビシッと辛口です。

ぐい呑みグラスで3杯、すでにフランス料理でグラスワインを飲んで

いたのですが、文字通り乾盃。

いい年をしたオバサンが一人、店の中で醜態をさらしてはいけないと

ソッコーでタクシーを呼んでもらい、その場はお上品に立ち去りました。

ホテルのベッドにズサッと崩れるや、2秒で意識を失いましたとサ。

sleepy sleepy sleepy。。。

pencil その後のネット検索で、「あいや」のポッチャリ大将、

渋谷和生さんは、津軽三味線の全国大会で何度も

チャンピオンに輝いている方だと知りました。

ああ、どおりでねぇ…と今更ながらナットク。

YouTube で動画をみつけたので貼りつけます。

でも、やっぱりライブ、オススメです。

みなさんも弘前に行く機会がありましたらぜひぜひ!

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2010年10月17日 (日)

弘前 その3~郷土料理とフランス料理のまち

弘前の街でまず食べたのは…

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↑ 郷土料理の一つ、「けの汁」

大根、人参、ごぼう等の野菜や山菜、豆や豆腐などを

小さなサイコロ状に切った汁物です。味付けは味噌や醤油で。

ようは家の冷蔵庫にある残り野菜などで作った具だくさん味噌汁

といったところでしょうか。 一度にたくさんの食材がとれるし、

これからの季節、からだが温まりますよ~。

「けの汁」は青森だけではなく、秋田や岩手(県北?)の

郷土料理でもあります。

けの汁」とはもともと「かゆの汁」から由来し、

米が貴重だった頃に、野菜や山菜を米に見立てて細かく刻んで

食べたのが始まりと言われています。

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↑ それから 銀シャリに「つがる漬け」

  …アレ?「ねぶた漬け」だったかも sweat01

松前漬けに似ていてねばりがあります。

bicycle レンタサイクルで capricornus が学生時代足繁く通った食堂、

「笑福亭」にも行ってみました。 ( 関連記事 こちら )

capricornus の大好きな回鍋肉を食べるにはお昼↑を食べたばかりだし、

私の胃袋ではちょっと無理。 お店の写真だけ…coldsweats01

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 ←  あ、やっぱり

    看板の文字が

    ひっくり返っていました。

    なぜこうなっているのかな?

    頻繁に通ったという

    ダンナにもわかりません。

自転車を返し、さて今日の夕食は…

弘前は洋食のまちでもあるそうです。

いつからそうなったんでしょう? 昔からだったかもしれませんが、

当然、貧乏な学生時代には街でフランス料理を食べるなんて

考えたこともありませんでした。

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コンベンション協会の方がすすめてくださったのは

フランス食堂 シェ・モア。 「食堂」っていうところがいい。

肩ひじはらずにフランス料理が楽しめるお店。

お値段もリーズナブル。 弘前にはこんなお店が多いです。

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↑ 生ハムの前菜

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↑ カボチャのポタージュ

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↑ メインは牛ほほ肉の赤ワイン煮

お肉が口の中でホロホロとほぐれ、溶けていきます。

お、美味し~ crying 大人になってよかったな~

(でも隣のテーブルでは学生カップルがフツーに食べてた gawk )

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↑ デザートも最高でした。

杏のパウンドケーキ(だったかな?)の上に紅茶のアイス、

そしてクレームブリュレ。 最後にコーヒー cafe

chez-moi シェ・モア、フランス語で我が家という意味だそうです。

その名のとおり ほっとできる空間です。

フランス料理を満喫した後は津軽三味線を生で聞きたくなりました。

シェ・モアのギャルソンおすすめのお店に行ってみることに。

(弘前 その4に続く)

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2010年10月16日 (土)

弘前 その2~洋館のまち(母校へ)

弘前は古い洋館が多い街でもあります。

とかく東北地方は排他的なイメージがありますが、

実はそうでもないんですね。 

特に津軽というところは古いものを大切に守る一方で

新しい文化を積極的に取り入れようとする傾向が強いと感じます。

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↑ 旧弘前市立図書館    市立観光館の敷地内にあります。

民間に払い下げになってから久しかったこの建物は、

私が学生の頃は弘前大学の近くにあって、

一階は喫茶店(バムセ…だったかな?)、その上は

弘大生の下宿(アパート?)になっていたのです。

だから「図書館」と言われても正直ピンときませんね。

何度かここの喫茶店でお茶を飲み、このオシャレな建物に

下宿している学生を羨ましく思ったのでした。

ちなみにダンナの友達がここに住んでいたそうです。

capricornus「中はそんなに綺麗じゃなかったなぁ…」 だそうです。 coldsweats01

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↑ 現在の建物の内部

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↑ 旧東奥義塾外人宣教師館  やはり市立観光館の敷地内に。

この他市内には カトリック弘前教会、 青森銀行記念館、

藤田記念庭園 などなど歴史ある洋館がたくさんあります。

(参考: 「洋館探訪 青森県2(弘前市)」 )

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↑ 市内に点在する洋館を一堂に集めたのがこれ。

敷地内に作られた洋館のミニチュアです。

ガリバー気分で楽しめます。

観光館内で郷土料理  「けの汁」 (この次の記事で紹介します)で

お腹を満たし、レンタサイクルで母校に行ってみることにしました。

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↑ 弘前観光コンベンション協会が貸し出ししています。

弘前市以外に住居があることの証明が必要です。 無料。

貸し出し場所は市内4カ所で、夕方5時までに返却。

返却場所は4カ所のどこでもいいとのことで、

pig 弘前駅内の観光案内所にお返ししました。

かつて先輩から譲り受けたオンボロ自転車で、弘前市内をくまなく

走っていた学生時代に戻り、意気揚々とペダルをこぐも…ア、アレ?

道に迷い何度か民家の庭先に入り込みながら、やっと辿り着きました。

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↑ 正門  なんか、すっかり整備されちゃったような…

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↑ 木も生い茂りイイカンジです。

一番の驚きは男子学生がいたこと!!それもたくさん!!

いつから共学になったんだい? pig のときは女子大だったよ。

う~ん、なんか、すっごくソンした気分だわ。(笑)

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↑ 弘前学院外人宣教師館   正門を入ってすぐ右にあります。

弘前女子教育の先駆けとして設立された当時の弘前女学校が、

米国からよびよせた婦人宣教師の宿舎として建設しました。

明治39年(1906年)にクリスチャン棟梁、桜庭駒五郎が建築。

八角形の張り出しやとんがり屋根が特徴的な和洋折衷の建物です。

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『チャリング・クロス街84番地』(ヘレーン・ハンフ:編著)、

『老木哀話 エル=オンブウ』(ウィリアム・ヘンリ・ハドソン:著)、

『テス・オブ・ザ・ダーバーヴィルズ』(トーマス・ハーディ:著)

な~んていうのをやった…ような気がする。 coldsweats01

ずいぶんと贅沢な時間を過ごさせてもらったと

両親には今更ながらひたすら感謝です。sweat01

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↑ おおぉぉ。。。 礼拝堂が建ってる!

これも pig の時代はなかったよ。

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↑ 中を見学させていただきました。

ステンドグラスがみごとです。

ここは礼拝に使われるだけでなく、

コンサートや結婚式にも利用されるとか。

いやはや…我が母校なれど…変わったなぁ…

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2010年10月15日 (金)

弘前 その1~りんごとお城と桜のまち

弘前から戻って、あっという間に一週間が過ぎてしまいました。

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↑ 「りんごのまち」弘前は私が学生時代の4年間を過ごした街。

第二の故郷ともいうべき所です。

城下町花巻で生まれ、城下町弘前で青春時代を送り、

そして今も城下町盛岡に暮らす。

・・・肌にあっているのかも、城下町が(笑)

弘前には一泊二日で、街をぶらついたのはたった半日でしたが、

私の行った弘前の街をご紹介しましょう。

しかもピンポイントで!(爆)

盛岡から直行の高速バスで弘前駅前に降り立ち、

近くのホテルへ荷物を預けた後、再び駅へ。

駅前バス停から土手町循環バスに乗ってみました。

土手町というのは弘前のメインストリートね。

なのに今回、土手町は素通りしてしまいましたぁ~sweat01

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↑ まず行ったのは 弘前市立観光館。

市役所や弘前城が近くにあります。

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↑ 来年、平成23年は弘前城が築城400年を迎えるということで、

400年祭マスコットキャラクター 「たか丸くん」 です。

PRのため、コンベンション協会の職員の方が着用していた

たか丸くんTシャツをパチリ! camera

身につけるとますます運気が「高まる」そうです。

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↑ ということで、弘前城の天守閣。

弘前城は全国的にも有名な桜の名所です。

ソメイヨシノやシダレザクラ、八重桜など約2,600本余りの

桜 cherryblossom がいっせいに咲く春は街全体がウキウキします。

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↑ 本丸    桜の季節は当然ここは大宴会場と化します(笑)

先輩や友達とよく酒盛りしたわねぇ… coldsweats01

弘前城は春の桜はもちろんですが、

秋の紅葉もみごとで、10月中旬~11月上旬は

「菊と紅葉まつり」があります。

また、冬には幻想的な「雪燈籠まつり」もあり、

四季を通して楽しめる場所です。

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