文化・芸術

2010年10月 1日 (金)

岩手山麓工房フェスタ 2010

In

岩手山麓工房フェスタに行ってきました。

岩手山麓、柳沢地区に工房をもつ作家さん(陶、木工、ガラスなど)

たちが自分たちの仕事を知ってもらうとともに、村おこしもしようと

いうことで始めたのが14年前。

年々参加する工房もお客さんも着実に増えています。

参加工房も県内へと範囲を広げ、今年はその数36に!

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今年、私が注目したのは 福祉食器、その名は「てまる」 ↓

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福祉の現場に、手仕事ゆえの使い易い器を。というスローガンのもと、

岩手県工業技術センターと、県内の作家さんたちが共同で作った器です。

  磁器工房「陶來」(滝沢村)の大沢和義さん

  木と漆の工房「東北巧芸舎」(滝沢村)の佐藤勲さん

  大野木工房「みのり工房」(洋野町大野)の林郷亨さん

てまる」は、高齢の方、ハンディキャップを持った方、子どもも大人も…

作り手と使い手…たくさんの人の手()が輪(まる)となってつながり

「人と人」「人と社会」の結びとなってほしいという願いが込められています。

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↑ こちらはすくい易いお皿。

お皿の縁、内側に かえし がついていて、カレーなど、

最後のひとさじまですくい易くできています。

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↑ こちらは持ちやすいお椀。

上から見ると普通のお椀ですが、指のあたる部分が窪んでいて

しっかりと持つことができるように工夫されています。

ご飯が思うように食べられないと、それだけで途中で食べることを

あきらめてしまう高齢者もいらっしゃるとか。

こうしたさりげない思いやりのある器はありがたいですね。

「いかにも」感がなく、美しいです。

「てまる」シリーズを扱うお店、「 道具屋 」が

盛岡市青山に最近(9月11日)オープンしました。

今度行ってみようと思います。

工房フェスタでは工芸・手仕事コーナーの他に

旨い物コーナーもあります。

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イワナ焼き、手打ち蕎麦、手作りチーズケーキと、有機栽培コーヒー、

持参したマイどんぶり&マイ箸、マイカップで。

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↑ ああ、嬉しい! 「しゃおしゃん」さんの気仙茶。

市内から雫石に移られてから久しくお会いしていませんでした。

ゆったりとお茶を”聴く”ことができました。癒された。 Photo_11

↑ 産直コーナーで買った大好物のアケビ。 これで100円。

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↑ 杏工房さんのブローチ、買いました。

いくつかある鳥の絵柄、迷いに迷って決めました。

どの服に似合うかな?

shock あ、しまった!

肝心の友達、Junkoちゃんの長内工房の写真がない~sweat01

長内工房をお手伝いしていて、ブログなかまでもある、

裕子母さんのところでご覧くださ~い。  こちら

Junkoちゃん、裕子母さん、ごめんね~sweat01

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2010年5月24日 (月)

胸式 から 腹式 へ

時間がビュンビュン音をたてて過ぎていきます。

ほんとに「ビュン!」とか「ヒュン!」とか聞こえるときがあるの。

そんなときは胃がチリチリと焼けるような、軽い焦燥感を覚えます。

ああ、いかん、息が浅くなってる。深呼吸~深呼吸~dash

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乗り物大好き(ハンドル握るより助手席が好き)な私。

先日の土曜日(22日)、雫石方面へ capricornuspig ドライブしました。

写真は小岩井の一本桜。 葉桜になっても姿が美しい。

牧草の緑にすっと引いたような一本の菜の花ライン。

私の心も雲のひとひらになって岩手山へと吸い込まれて行きます。

今回は岩手に取材にいらした、角川『俳句』編集長の河合さんと

ご一緒する機会に恵まれました。

とても誠実な、そしてユーモア溢れる方です。

河合さんのお話しに一羊も私も大笑いして、私なんかいつも冷静な

一羊がハンドル操作を誤りはしないかと、笑いながらも内心ちょっと

ヒヤヒヤしたほどです。

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↑ 一本桜を撮影する河合さんと一羊。

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↑ 玄武洞近くのお蕎麦屋さん。 河合さんが撮影しているのは…

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↑ 清浄な湧き水を引いた池で飼われているニジマス。

河合:「おいしそうですねぇ…」

pig :「ほんとに。塩焼きにして食べたら最高ですよね!」

河合さんと私はヨダレを流さんばかりにジッと池の中の

機敏に泳ぐニジマスを凝視。

私なんか心の中で、塩焼きにしてもらうべく一番大きな

ニジマスに狙いを定めていたんだから。(笑)

脳みその98パーセントはニジマスの塩焼きで占められ、

勢い込んで注文したのに、このニジマス君たち、

観賞用でした~~~ crying crying

うっそぉ~! そりゃないでしょ~!

がっくりした河合さんと私でした。

慰めに一羊に玉こんにゃくを買ってもらいましたとさ。

味が浸みていてこちらもおいしかったです。

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↑ お昼は一羊オススメの蕎麦屋、『極楽乃』で。

写真は「あねっこ定食」。 食後にコーヒーとクッキーもついています。

(ダンナのブログ記事  こちら )

この後は高速で一路北上へ。

日本現代詩歌文学館で行われた開館20周年記念シンポジウム

(『一握の砂』から100年ー啄木の現在)に行きました。

パネラーで歌人の小池光先生のひょうひょうとした物言いに会場内が

爆笑の渦でした。 ちょっとしたお笑いライブのよう。 coldsweats01

友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ

                            (石川啄木『一握の砂』から)

俳人の宮坂静生先生が、「この歌(↑)は若い時分に読んで、将来

こんな家庭が築けたならと思ったものです。」 とおっしゃると、

「え~、それを聞いていささかショックを受けましたな。 私は若い時には

この歌に共感できなかった。下の句がいかにもうそくさい。でもねぇ、

50(歳)過ぎてからですよ、しみじみと伝わるようになったのは。

夫婦ってこういうもんだよなぁ…って。」 と小池先生。

大笑いしたり、うなずいたり、あっという間の2時間でした。

朝から夜まで、盛りだくさんの短い一日だったけど…

こういうたぐいの時間は実にゆったりと心地よい。

腹式呼吸で過ごせたから、ね。

pig 明日(25日)はお休みをもらって、ちょっと水沢(ダンナの実家)へ

  行ってきます。 traintraintrain

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2009年12月27日 (日)

オフ句会~聖域をかいま見る

capricornus ダンナ、一羊はインターネットでも俳句会(ネット句会)をしています。

私は一度もそこに行ったことはないので、ネット句会は神秘のベールに

包まれた、「聖域」でありました。(笑)

インターネット上の句会ですので、ネット環境さえ整っていれば

誰でも自由に、世界のどこからでも、結社(所属する俳句の会)を越えて

参加できるという利点がある…ようです。

(なにせ「聖域」なので、よくわかりませ~ん。sweat01

普段はネット上で行われる俳句会ですが、ときどきは実際に集まって

句会を開いているもようです。 オフ会(オフ句会)というものですね。

昨日はそのオフ句会がありました。

しかも吟行()場所が我が家の近く、高松の池というではありませんか。

  吟行(ぎんこう)~俳句や短歌の題材を求めて名所・旧跡などにでかけること

お昼を近所のお蕎麦屋さんでとり、そのまま吟行先に向かうという

一羊にくっついて高松の池へ。

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池の大部分は凍っておりました。 加えておりからの冷たい雨。

40分も前に到着していたお仲間の中には遠くはサンフランシスコや

東京からの方もいらして、暖冬の盛岡とはいえ、さぞお寒かったことでしょう。 

本番の句会まで我が家で暖まっていただきました。

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↑ コタツでくつろぐ皆さん。 一羊もすごく楽しそうです。

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↑ 俳句のこと、日本とアメリカのこと、マイクを握れば饒舌になる

という一羊のウワサ(?)、…話題はさまざま。

  「”甘酒”は夏の季語よね…」 

  「アレ?そうだっけ。冬じゃないの?」(すかさず電子辞書。)

  「日本のミカンはアメリカではあまり見かけないのよ。」

  「『子規の俳句に出てくる柿ってどんなの?』ってアメリカの友人に

   訊かれたので食べさせたところ、ビミョーなリアクションだったの。

   サラダに入れたらOKだった。」

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↑句会の時間が近づくにつれ、段々無口になる皆さん。

それぞれ作句に没頭中。 一人5句の提出だそうです。

時間はあっという間に過ぎ、皆さん+capricornusは句会のため、東屋さんへ。

 snow   snow   snow   snow   snow   snow   snow

私は吟行はもちろん、句会へは一度も行ったことがありません。

( 俳句をやっていないので当たり前なんだけど。 coldsweats01 )

句会ってどんなことをするのかな? どんな雰囲気?

我が家で句会が行われたわけではありませんが、

昨日は私もちょっとだけ雰囲気を楽しむことができました。

一人で黙々と作って新聞などに投稿するのもいいのですが、

やはりこうして同じ志を持った人々が集まり、

親交を深めながら切磋琢磨できるって素晴らしい!

お仲間の皆さ~ん、昨日はありがとうございました。

ぜひまたいらしてくださいね。

え? 一羊の成績ですか?

本人曰く、capricornus 「今日も上品にすごしたよ。」とのことです。 coldsweats01

pencil えっと…ちょっと宣伝です。

角川の『俳句』1月号に capricornus の句(新年詠12句)載っています。

興味がおありの方はお近くの本屋さんでご覧ください。

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2009年10月25日 (日)

文学碑散策~愛宕山

昨日、朝食をとらず結局午後の2時過ぎまで寝ていたダンナ。

寝過ぎでしょ! 聞けば胃はもたれているがあまり具合も悪くない

というのでおこし、天気もいいので散歩にさそった。

ダンナが前から行ってみたいと言っていた 立原道造の詩碑を探しに。

capricornus 「立原道造の詩碑がさ、どうも愛宕山のどこかにあるらしいんだ。」

愛宕山なら我が家の近く。ウチの前の北山散策路を行けば着けるはず。

ウォーキングにはもってこいの1時間コースだけど、もう午後の3時。

体調イマイチのダンナにはムリだね、きっと。 think

と、いうことで目的地付近の中央公民館まで車で行くことにしました。

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↑ 紅葉にはちょっと早い中央公民館の池のほとり。

池のそばを通って愛宕山の散策路入り口へ。

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↑ 北山散策路、愛宕山側入り口にある看板。

ふむふむ…立原道造の文学碑はCか…

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↑ 散策路を少し登ればグランドホテル。

ホテル横の散策路を進むダンナ、一羊。

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↑ あっという間に愛宕山展望台に到着。

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↑ 展望台から市内。

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↑ 展望台から岩山。

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  展望台のすぐ近くには 滝沢村出身の

  武島繁太郎の歌碑が。

   新雪の南部片富士の崇高さよ  

     わが佇ちて見る心孤りに 

                     繁太郎
  

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↑ 繁太郎の歌碑から少し下ったところに目的の立原道造詩碑は

ありました。

    ア ダ ジ オ

   

   光あれと願うとき

   光はそこにあった!

   鳥はすべてふたたび 私の空にかへり

   花はふたたび 野にみちる

   私はなほこの気層にとどまることを好む

   空は澄み 雲は白く 風は聖らかだ

                            立原道造

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夭折の詩人、立原道造がなぜ盛岡に?

その答えは↑上の看板に説明されています。

昭和12年、東大卒業後 石本建築事務所に入社。

将来を嘱望される建築家になるも翌年の夏、肺尖カタルのため休職。

看板には「日本縦断紀行を企てた」とありますが、立原道造記念館

HPによると、盛岡に来た目的は「療養のため」とありました。

病気の身では日本縦断を企てるなど考えにくく、むしろ東京の夏の

暑かさから逃れるために涼しい盛岡に療養に訪れたと考える方が

自然でしょう。 その証拠に冬には南の長崎に転地療養しています。

看板にある「生々洞」とは盛岡出身の画家、深沢紅子の実家である

四戸家の別荘の名前です。「生々洞」は愛宕山の裾にありましたが、

1970年代に取り壊されたようです。

立原道造は親友の深沢紅子を頼って来盛し、昭和13年9月16日

から10月16日までの一ヶ月を「生々洞」にて過ごします。

そして詩的な散文として有名な「盛岡ノート」を残しました。 

翌、昭和14年、見舞いに訪れた友人たちに

「五月のそよ風をゼリーにして持ってきて下さい。」 という願いも

むなしく、5月を待たずに3月29日、24歳の若さで生涯を閉じたのでした。

  pencil   pencil   pencil   pencil   pencil   pencil   pencil

盛岡ノート」は立原道造の死後40年ほどたった昭和53年に初版が

刊行されていますが、それから長い間絶版になっていました。

が、平成19年1月に再刊され、東山堂書店などで売られています。

…て、ここまではネットで調べてわかったことで、実は私、「盛岡ノート」

を読んでいません。sweat01 

日本で三番目に古いタウン誌「街もりおか」の編集長にして盛岡在住の

作家、斎藤純さんのブログ( こちら )によると、立原道造は盛岡を

「僕の愛したちいさな町」 とノートに書き残してくれたそうです。

「盛岡ノート」の付録には地図もあるとか。

この本を読んでからもう一度愛宕山付近を散策してみようと思います。

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2009年10月16日 (金)

花巻(東和町)へ行こう!~旧小原家住宅

10月11日(日)

萬鉄五郎記念美術館をのぞいた後はそこから車で15分ほどの

ところにある 旧小原家住宅 へ。ここは私の母の実家です。

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↑ 花巻の観光ガイドにも載っているんですよ。

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↑ 駐車場に車を止めると南部赤松の木立から見える茅葺きの家。

Photo_8  

 母の実家、といってもここに人が住んでいる

 わけではありません。昭和44年に国の

 重要文化財に指定され、その後伯父が

 自宅を新築するにあたって、旧谷内小学校

 の跡地に移築されたのです。今は地元の

 方々が当番制で囲炉裏に火を焚いたり

 お掃除をするなどして管理してくださって

 います。冬期(12月1日~4月30日)は休業。 

ちなみに小原姓は花巻にはとても多いです。 

花巻で石を投げると大抵は小原さんに当たると言われます。coldsweats01

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↑ 南部曲屋はL字になっているのが特徴で、母屋(正面)と

馬屋(向かって左)がくっついています。 農耕に欠かせない存在だった

牛や馬を家族同様に大切にし、文字通り「一つ屋根の下」で暮らして

いたのでした。 この曲屋は推定ですが、今から250年くらい前の

ものだそうです。 母の実家でしたので、小さい頃はよく母に連れられ

泊まったものでした。 薪で焚くお風呂も古式ゆかしい(?)トイレも

みんな外にありましたね。

入り口は馬屋のところから…ごめんくださ~い。

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あ、この匂い、おばあさんちの匂いだ。 ↑ 馬屋跡。 農機具が立て

かけてありますが、実際にはわらが敷き詰められ、ここに数頭の牛が

いました。 牛が逃げ出さないように柱の溝に丸太をひっかけて柵に

してありました。 

まず玄関の土間に入ると taurus 牛! 人よりも先に牛に挨拶です。 coldsweats01

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↑ ひなたぼっこした縁側。 軒下にはこの時期になると串柿が

吊されていましたね。 

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↑ 囲炉裏のある台所。 ああ、涙が出るほど懐かしい。

おじいさんはここに座ってキセルで煙草をふかしてた。

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↑ 太い梁と高い天井。 この辺の壁の高い所に有線電話が設置

されていましたね。 「3番、3番、3番!」 という電話交換手の声が

今も耳に残ってる。 3番はこの家の電話番号。 

ケイタイの今では「有線電話」も「電話交換手」も死語ですね。

…たぶん、私と同年代の人も知らないと思うな。 coldsweats01

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↑ 台所から外へ目をやると井戸が。

そう…この井戸で夏はスイカを冷やしたっけ。

井戸の向こうには土蔵があった。 味噌や漬け物の匂い、

古本や掛け軸、おびただしい数の足つきお膳、食器類…

なぜ記憶にしっかり残っているかって?

… いたずらをしてよく母に閉じ込められましたもの。 coldsweats01

母はお仕置きに私を蔵に入れたのだけど、私は蔵の探検を

けっこう楽しんだ。 昔から神経の図太い子だったかも。(笑)

味噌や納豆も自家製。 私の大好きな甘酒も仕込んでいたわね。

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↑ 座敷。 ここで団らんしたり、布団を敷いてもらって従兄弟たちと

ざこ寝したり。 大家族の上に季節季節には私たちが泊まりにいくので

伯母は本当に大変だったことでしょう。 いつも静かに笑って受け入れて

くれた祖母や伯母の顔が思い出されて、目頭が熱くなりました。

そうそう、棚を作って蚕(カイコ)も飼っていましたね。

蚕が桑の葉を勢いよく喰む あの音、あの青臭い匂い…

カイコは私のおもちゃ代わりにもなりました。

蚕棚から白くまるまると太った二匹のカイコをつかまえてきて

ふすまの敷居、二本の溝にそのカイコを並べて競争させたりしました。

まあ、大方のカイコは敷かれたレール(溝)の上などにはおとなしくいず、

ほとんどが逸脱して好きな方向に這っていくので、競争にはなりません

でしたけど。(「キモチワル~イ」っていう声が聞こえてきそうね。coldsweats01 )

そのカイコたちはある日一斉に繭になって、何百という繭が南京袋に

入れられ、知らないオジサン(たぶん繭を買う人)に引き渡される様子を

縁側の隅でじっと見ていた、あの日の小さかった私…

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「お茶っこ あがってくなんせ。」(お茶をどうぞ。)

そうすすめられて座った囲炉裏。自在鉤にかけられた南部鉄瓶。

薪をくべる匂い。 ああ、帰ってきた! という想い。

そう、私はここで産まれたのだ。 産院ではなくここで、お産婆さんで!

井戸から汲んだ水で、この囲炉裏の火で沸かしたお湯で、

生まれたての私は洗われたのだ!

(江戸時代のような話ですけど、昭和30年代半ばの生まれですから。)

熱いお茶を手に、五官で、心で、自分のルーツを感じていました。confident 

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2009年10月15日 (木)

花巻(東和町)へ行こう!~萬鉄五郎記念美術館

10月11日(日

同級会で実家に泊まった私。

翌日はダンナが迎えにきてくれることになりました。

せっかくなので実家の隣町、東和町にある萬鉄五郎記念美術館へ。

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萬(よろず)鉄五郎記念美術館へは何度か訪れていますが、

この日は『集団N39』の企画展をしていました。

1962年結成、1969年に「潔く発展的に解散」するまで活動した

岩手県内の前衛芸術家たちの集まりを「集団N39」と呼んだそうです。

注射針シリーズで有名な村上善男の作品や、柵山龍司のスチール

溶接立体作品などが展示されていました。

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↑ 記念美術館は萬も通った土沢小学校跡地に建てられています。

二階へは階段ではなく、木をふんだんに使ったスロープになっていて、

私はここのユニバーサルデザインも気に入っています。

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↑ 記念館の隣は「八丁土蔵」という記念建造物。

「八丁」は萬の生家の屋号。その生家の土蔵を復元したものです。

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↑ 土蔵の中はこんなかんじ。

入り口を入ると左は小さな喫茶コーナーになっていて

薫り高い cafe コーヒー …を飲みたかったのよ、一羊さん!! 

(さっさと行ってしまった capricornus でした。 クスン weep )

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↑ 土蔵の扉にアレンジされたお花が素敵。 confident

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2009年9月26日 (土)

若冲の鶏

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9月26日(土)付けの朝日新聞いわて歌壇に掲載されました。

先月、岩手県立美術館で開催中の 『京都 細見美術館 

琳派・若冲と雅の世界 展』を観に行ったときのものです。

( これに関するダンナの記事は こちら )

琳派の作家たちによる生命力溢れる絵、細やかな観察眼、

独自の色づかい。 中でも伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)の絵は

ユニーク且つ大胆で、六曲一双の屏風に描かれた墨絵がみごとでした。 

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2009年9月19日 (土)

秋田市雄和へ

さわやかな秋晴れに恵まれた日。 capricornus ダンナにくっついてお隣の県、

秋田市は雄和という所に行って来ました。 雄和地域活動センターにおいて

全国俳句大会・第52回秋田市短詩型大会」が開催され、

ありがたくも capricornus 一羊が講演会の講師としてお招きいただきました。

秋田での講演会は一昨年の平鹿町に続き2回目になります。

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↑秋田市雄和市民センター入り口(左)と看板(右)

看板にもあるとおり、この大会は雄和が生んだ俳人、

石井露月(いしい ろげつ)を讃えて開かれるものです。

また、俳句だけではなく、俳句を含む短詩型(俳句、川柳、短歌、詩)の

大会でもあります。 したがって、今回の講演テーマは『短詩型を楽しむ

としたようですが、果たしてどうなりますことやら…

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↑ 壇上にて司会者よりプロフィールなど紹介をうける一羊。

   ( 緊張が伝わってきます。 私までドキドキ。。 heart02 )

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↑ 今回は講演時間が約90分という長丁場。

なるべく皆さんを飽きさせないようにとパワーポイントを使って

視覚に訴えます。 聴いてくださる皆さんも俳句だけではなく、

川柳、短歌や詩の方もいらっしゃる様子。

導入部分、「短詩型の特徴」の一つ、誰でも簡単に作れる、

そしてときには初心者にもビギナーズ・ラッグが訪れる場合がある

というくだりでは…

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↑ pig 「ん? どっかで見たような短歌だわね…」

ちょっと~、私の短歌じゃん! coldsweats02

capricornus 「私の妻は短歌を始めて一年足らずですが、恐いもの知らずで

   投稿した歌がいきなり立て続けに三首、朝日新聞の全国版に

   掲載されました。 選者は三首とも佐佐木幸綱先生です。」

聴衆:「おおぉぉ~」 「ざわざわ。。。」(と、私には聞こえた catface エへ )

capricornus 「恐るべし! ビギナーズ・ラッグ…ですね。 

   まあ、もっとも最近は鳴かず飛ばずで、今ではビギナーズ・ラッグを

   失ったタダのビギナーですがね。」 

聴衆:「アハハ。。」 「クスクス。。」 (…チッ、余計なことを… gawk )

途中お水を飲んだり、会場の皆さんに手を挙げさせたりと

いいかんじに進みまして、後半「短詩型のいろいろな楽しみ方」の

紹介では自分の写真俳句などを披露しておりました。

そしてオマケとして、またまた私のフォト575も… bearing

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最後にはしっかりと 「句集『喝采』、絶賛発売中!」

のCMも盛り込んで講演は終了したのでした。 

CM効果はすぐに現れ、講演後の休憩時間には用意していった10冊

の句集が完売となりました。 (さすが一羊、商売上手。 catface

Photo_9  pig「ちょっとぉ~、断りもなく私の作品を

    使ったんだから何か買って~」

 ← 言ってみるもんですね。

   帰りに角館名物の

   「しょうゆソフト」をGET!

   わ~い。 happy01 

ほんのり醤油味の不思議な味。 美味しかった~ note

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↑ 講演後は図書館長さんに石井露月の資料展を案内していただきました。

↓ その後は公民館長さん自らがハンドルを握り、露月ゆかりの場所に

連れて行ってくださいました。 説明をしてくださるのは『俳星』編集長で

あり、露月についての本も執筆しておられる石井冲秋先生。

今大会の選者(俳句部門)のお一人でもあります。

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↑ 露月の生家

↓ 家の中

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↑ 生家前の橡の木(トチノキ)、盛んに実を落としていました。

   露月先生も幼い頃から沢山拾ったことでしょう。 confident

生家の裏山、高尾山中腹にある露月のお墓にお参りした後は

山頂まで連れて行っていただきました。

標高383mの山頂からの眺めは素晴らしかったです。

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↑ 秋田平野に広がる黄金色の田んぼ。 吹き渡る風。

ゆったりと蛇行しながら流れる雄物川。 どこまでも高く青い空。

こういう風土で生まれ育った雄和の方々は皆さん親切で

温かい方々ばかりでした。 突然押しかけた私にまで

よくしていただいて、恐縮と感激でいっぱいでした。

ありがとうございました。

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2009年7月21日 (火)

女王様!と呼ばないで…日食メガネ

今日、水沢のおじいちゃん(capricornus の父)からこんなのが届きました。↓

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皆既日食観測グッズ (×2個)

はい、明日の皆既日食を見るためのものです。

明日、2009年7月22日の皆既日食は日本では

今世紀最長と言われています。

おじいちゃんはわざわざ国立天文台(水沢緯度観測所)

まで行ってGETしたそうです。

それもこれも孫に見せたい一心で…

ありがとう!おじいちゃん! crying

でも、なぜ2個? 今、ウチには孫は次男一人なのよ~。 coldsweats01

当の本人(次男)は、

dog 「嬉しいけど、これ、学校に持って行っていいのかな~?

持って行っても授業中に見せてくれるのかな~?」 と、やや不安顔。

capricornus 「遊び道具じゃないし、めったに見られないんだからいいと思うよ。

持ってきな、持ってきな。」 と、いつになくノリノリ up のダンナ。

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↑ 中にはこんなのが入っています。

① 全国日食地図

② 部分日食観察記録シート

③ 日食メガネ(ドイツCE規格準拠フランス製!ですって!eye

家族3人 capricornuspigdog の中で一番喜んだのはなぜかダンナ。

capricornus 「ほら、とんちゃん、ブログ用に写真撮ってあげるから日食メガネを

つけてそこに座って。 あ、もう片方の手にはこれ持って。」

言われるがままに撮った写真がこれ。 ↓

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capricornuspig 「あ~ははははははは!!! 何この写真~ happy01 happy02 」

タシカニ、ブログネタとしてはオイシイ一枚だわ。

… て、誰! 「女王様~!」 なんて呼ぶ人は! punch

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2009年6月 1日 (月)

モノトーンの癒し

Img_337763_58144957_0_4     5月最終日の昨日は

蜷川実花展』も最終日。

駆け込みで capricornuspig 県立美術館へ。

あら! 駐車場がいっぱいだわ。 

いつもはけっこう余裕があるのにね。

いつもと違うと言えば客層も・・・

若い女性がとても多いことに

ちょっとビックリでした。

そして会場に入って もっとビックリ。  

溢れる色、色、色。

極彩色の洪水に溺れそうになりながら、テーマごとに8つに区切られた

部屋を見てまわりました。 どの部屋も刺激的なモチーフばかり。

写真家、蜷川実花さんって不思議なヒトだなぁ。

メッセージがありそうでない。なさそうでいてちゃんとある。

… いや、やっぱりないかも。 というようなカンジなんです。

若い人に人気なのは、彼女の写真がとても「直感的」だから…かな?

「あ、これオモシロイかも…」って撮ったように感じましたね。

私がオモシロイと思ったのはおびただしい数のポートレイトのコーナー。

狭い通路の両サイド、天井から床までをびっしり埋め尽くした美女たち

(一部美しい男性も)の中にたった一人、お人形のリカちゃんがいたこと。

… 何の違和感もなく。 

様々な趣向を凝らしてカメラに収まる美女達の中にあって、

人形のリカちゃんは誰よりも生命力に溢れて見えました。

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←美術館の庭を散歩していた小鳥。

セグロセキレイ?

緑の草の中をちょこちょこ歩く

モノトーンにほっとした私です。

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