« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

2011年3月

2011年3月27日 (日)

「愛している」よりも

さりげない会話だった。

玄関先で。

ワタシは靴をはきながら、

アナタは上がりかまちに立ったまま。

何の話をしていたんだっけ?

そうそう、仕事の話だった。

pig 「やっぱ、能力ないのかな?(笑)」

capricornus 「ワタシは信じてるよ。」

名残雪降る坂道を下りながら

ほんのちょっとだけスキップした。

「信じている」は「いってらっしゃい」の

代わりだったかも。

でも・・・

(言われたことないけど)

「愛している」って言われるより

嬉しかった。

24回目の結婚記念日の前日。

Photo_2

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2011年3月25日 (金)

忘れていた言葉

被災地支援より無事(?)に戻ったダンナ。

疲れも見せず、意外と元気だわ~

・・・と、安心していたら、やっぱり寝込みました~ coldsweats01

頭痛&吐き気という、いつもの寝込みではなく、

今回は完璧な風邪の症状で、昨日は38.7度まで熱が上がりました。

薬を飲んで今日は平熱に戻り、野菜スープなどを口にしております。

Photo_2

今朝、実家の母から電話が…

「お誕生日おめでとう!」って。

母さん、思い出してくれて ありがとう。

産んでくれて ありがとう。 confident

でも、母さん、あなたが私を産んでくださった日から

もう、3日も過ぎてます!(爆)

そんなこんなで(どんな?) birthdayケーキも presentプレゼントも 花束もなく

過ぎていってしまったけれど、

やっぱり忘れられない節目の誕生日となったのでした。

Photo

庭の片隅に小さな光。 クロッカスの花。

ダンナのブログによると、庭にクロッカスが咲いたことも、

雪が溶けたことにも気づかなかったそう。

そういえば、毎年きまって告げていた「クロッカス咲いたわよ」を

今年は言っていなかったことに気づいた私なのでした。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年3月21日 (月)

帰ってきました

3泊4日の短い時間ではありましたが、ダンナ、被災地支援より戻りました。

作業着姿に首からタオル、白髪交じりの無精ヒゲ。

文字にすると、そのどれもが およそダンナらしからぬものなのに、

なんとなくサマになって見えたのは なぜかしら。

「おかえりなさい。」を言う前に、手はひとりでに珍しいものに触れようとする。

ザラザラと痛い とがったあごをさすりながら、最初に出た言葉は

「けっこう のびたわね。」 だった。(笑)

Photo_2

普段と変わらぬ、ささやかながらも 温かい食事。

そして今は お風呂場から静かに湯を使う音がしています。

まずはご報告まで。

被災地での様子はダンナが風呂上がり後 記事にすることでしょう。

 ( 一羊俳句道場  こちら ) 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

岩手の人

地震から今日で10日たつ。

多くの犠牲、耐え難い苦難にあいながらも

人を思いやり、知恵を出し合って暮らす被災地の方々の

たくましい姿を新聞や報道で見るにつけ、心に浮かぶ一編の詩。

高村光太郎の『岩手の人』。

すでにこの地球(ほし)から離れたかの詩人も

時空を超えて この地に光をおくり続けている。

そんな気がしてならない。

Photo

※おとがひ=下あご  ※草卒ならず=慌てふためいたり、早急にことを運んだりしない。

(画像をクリックすると少し大きくなります。)

その歩みは遅くとも、一歩、また一歩と 確実に。

そして つひにその成すべきを成したあかつきに、

ニッポンの背骨、岩手の地に立つ人々は

天を仰いで 本当の笑顔を交わすことだろう。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年3月19日 (土)

元気そうでした

18日の午前7時30分に被災地に向け盛岡を出発した

ダンナ capricornus でしたが、2時間後の9時30分、

「今、金ヶ崎です。」のメールを最後に連絡が途絶えました。

予想はしていましたが、その後、何度もメールするも応答無し。

もちろん携帯の電話もつながらなくて…体調が万全でなかっただけに

心配していました。 が、今日の午後、本人から短い電話で

capricornus 「今、大船渡の合同庁舎 telephone から。発信のみで受信できないから。

 たぶんこれからも連絡できないけど、大丈夫だから心配しないで。」と。

意外にもしっかりした声でしたので、少し安心しました。

信じて待ちましょう。    まずはご報告まで。 confident

Photo_2

震災から一週間、たくさんの方からのお見舞いや励ましの

お電話、メール、ありがとうございます。

大きな心の支えです。

遠方から心配して電話をくださる俳句関係者の温かいお言葉を

そのまま一羊に伝えられたなら…もどかしいです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年3月18日 (金)

被災地へ

ずっと余震が続いています。

なんだかいつも揺れている感じ…船に乗っているような。

多少の揺れには動じなくなっていて、これはこれでキケンですよね。

そんな中、今朝早くダンナ capricornus が被災地支援部隊(?)として

壊滅的な被害を受けた岩手県沿岸南部へと出かけました。

Photo

16日、17日は自宅待機命令。

被災地での食料、水、その他は基本的に自前でということでしたので

この2日間で、18日から4日分の日持ちのする食料などを準備しなく

てはならなかったのですが、今はどこのスーパーもあらゆる物が品薄で

手に入りにくい状態です。当然のことながら保存食から売り切れるしね。

しかもガソリンが全然ない! bearing これはかなりイタイです。

これでは自他共に認めるお買い物博士(capricornus)もお手上げです。

それでも自転車を走らせいろいろ工面しているようでしたが、

もうそれだけで疲れちゃったのでしょう、昨日私が帰宅すると

寝込んでました~~~ shock 

Photo

横たわるダンナを前に、「あぁ、やっぱりね」という気持ちと、

明日から4日間、過酷な状況へ身を投じねばならない、

草食系…というよりは”草”そのもののような人をどう励ませばいいのやら。

pig 「今日はね、奇跡的にお肉が手に入ったのよ!

   あなたの好きなビーフシチューにしましょうね。」

capricornus 「・・・・・ うぅ。なんだか胃がムカムカする。・・・食べなくていい。」

pig 「あら、残念sweat01 じゃ、私たち pigdog だけいただくわね。

   ところで、準備どれくらい進んだの?」

capricornus 「・・・・・ あんまり。何をどれくらい用意すればいいか、段々わからなく

   なってきた。適当にカバンに詰めてみたけど。」

へっ? …カバンに? …詰めたってかい? …これで?

「ちょっとぉ~、今日一日何をしていたのよ!」 とか

「たったの4日間だけじゃない。もっと辛い思いをしている人達が…」 とか

そんな言葉はマイナスでしかない。 だからそこはグッと飲み込んだ。

飲み込んではみたものの、腹の底にあるマイナス言葉は水面波のように

相手に伝わるらしい。 ヨロヨロと起き出したダンナを手伝って荷造りをした。

毛布やタオルも足りていないらしいから、帰りはどなたかに使っていただければ

いい。乾電池やホッカイロ、ゴミ袋も提供できる限りのところで…あれやこれや

詰めていたらけっこうな量になりました。

Photo

お風呂からあがったダンナの肩をアロマオイルでマッサージ。

電気を消して…キャンドルの灯で。

風呂上がりというのに、肩の、首の筋肉がずいぶんと固い。

全ては当日行ってから、ということで、行き先の具体的な地名も、

状況も(連絡はとりあえるかなど)、支援内容もわからず、

漠然とした不安を抱えながら、気の利いた言葉も見つからない。

「そう、呼吸よ。体が辛くなったら腹式で深呼吸をしてね。」 なんて、

わけわかんないこと言ってるし、私ってば(笑)

でも、ちょっと回復したようで、capricornus 「少し食べる。」

ビーフシチューを食べて寝ました。 coldsweats01

Photo

当日(今日)毛布やカバンやリュックなど、一人では持ちきれないので

集合場所までは二人で自転車で行くことにして、朝の7時に出発。

きっと他の方もご家族がお見送りにいらしているわ…と思いきや、

当然のことながら皆さま自立した大人でいらっしゃるので、

そんな過保護妻、バカップルは capricornuspig だけでした~(爆)

どん引きされた…ハハ、ハ。sweat02

Photo_3

一緒に行く同僚の方々はとても気さくでにこやかで、

救われた気持ちになりました。

それでもいざ出発と車に乗り込むときには

きっと一様に真顔になるだろう。

その一瞬の真顔を見るのが辛くて

ミョーにハイテンションで、出発を見送らずに

そそくさと帰ってきてしまいました。

一羊はやるときゃやる男です!…たぶん、いえ、きっと。

どうか、無事で…

私の祈りは続きます。

Photo_5

節電のため、少しの間更新をお休みします。

コメントのお返しが遅くなること、お許しくださいませ。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年3月13日 (日)

無事です(東北地方太平洋沖地震)

この度の東北地方太平洋沖地震では

皆さまに大変ご心配をおかけいたしました。

盛岡の我が家はお陰様で無事です。

Photo

ずっと停電(ウチのエリアは昨日、12日の夜8時頃に復旧)で

携帯ラジオだけがたよりの時間を過ごしました。

地震のあった11日は私は仕事が休みで、午後から講演会を聞きに

でかける予定だったのですが、たまたま昼頃に長男から電話があり、

ちょっと長く話して遅れちゃったので出かけるのを取りやめ家に。

次男も朝の雪で部活がなくなり家に。遅めのお昼を食べ、書斎で

パソコンに向かっていたところに地震が!いつもの習慣で天上まで

ある本棚を押さえていたのですが、机の上の書類やらキーボード、

プリンターが全部落ちてパソコンがいきなりプツッと切れたのを見たら

さすがに身の危険を感じて階下へ。

(なのになぜか本棚の本は一冊も落ちてこなかった)

すぐにメールで家族に無事を知らせた直後、電話もメールも使用不能。

電気はダメだけどガスは使えたし、水はまだ出ていたので飲料水の確保、

バスタブにも水。携帯ラジオをつけっぱなしにして情報に聞き入りました。

その間何度も余震が来て怖かったです。

ダンナと連絡が取れなくて心配したのですが、夜に無事に帰宅しました。

信号機も機能していないのでとても怖かったそうです。

食料は普段からお買い物博士 capricornus が買い置きしておいてくれたレトルトモノ

がたくさんあったのと、実家からもらった米や野菜があったので大丈夫でした。

久々にお鍋でご飯を炊いたけど、案外うまくできました。

夜は服を着たまま3人で布団にくるまって寝ました。

ラジオから刻々と伝えられる津波による沿岸部の惨状…祈らずにはいられない。

家族がいっしょにいて、温かい食事ができて布団で寝られることの

なんと有り難いこと…祈らずにはいられない。

電気が復旧して、テレビがついて、映し出された画像をみて息をのんだ。

去年の夏、のんびりとウニ丼を食べたあの街が、つい先日仕事で行った

あの会社が…あ、あそこの駅は以前に降り立ったところ…涙が出る。

学生時代の友達は? 同級生は? ご家族は?

どうか、どうか無事でいますように…

Photo_3

光はなくならない。

次々に増えていくもの。

ひとつ消えてもまた一つ。

またひとつ。

今私に何ができるか…

できることから始めよう。

| | コメント (19) | トラックバック (0)

2011年3月 6日 (日)

旨い店あり(中の橋通り界隈)

盛岡の中でも最も盛岡らしい…と、私が勝手に思い込んでいる場所。

それはやっぱり中の橋周辺ですね。市の中心部にしてのんびり、

ゆったりした気分にさせてくれるのは、中津川のおかげです。

Photo

春には わすれな草がせせらぎのほとりを飾り、

夏には ちゃぐちゃぐ馬っこが水を飲み、

秋には 鮭が帰ってきて、

冬には 白鳥が舞い降りる。

川の流れを眺めながら ござ九裏の 柳の下を歩くとき、

自然にやさしい気持ちになれるから不思議。

街のたたずまいも好き。

肴町、上の橋~中の橋~下の橋 通りには

素敵なお店がたくさんあるのです。

ひとりでふらりと入っても、とても居心地のいいお店が。

ずっと気になっていて、今日、初めて入ったお店を紹介しますね。

Photo_4

中の橋通りにある、小さなカレー工房、 「chalten(チャルテン)」

入り口のプレートが「準備中」になっているのは、お店を出た後の

午後3時過ぎに撮ったから。

(営業:11:30~15:00、18:00~20:00)

午後2時。休日の遅めのランチ。

ダンナにも子どもにもナイショ(?)の一人時間。catface

Photo_6

↑野菜カレーをいただきました。これにサラダがついて800円。

プラス100円でホットコーヒーかアイスかラッシーがついてきます。

ラッシーというのはインド(南米?)のヨーグルトドリンクだそうです。

牛乳系が苦手なのでたのまなかったけど。

Photo_5

↑店内もこじんまりとしていい雰囲気。

私が入った2時頃は満席で、「一人です」と告げるとカウンターにご案内。

テーブル席に背を向けるかたちでゆっくり食べていたから気づかなかった。

やけに静かだなぁ~って振り向くと、だ~れもいなかった。

もうすぐクローズドタイムだもんね。…店を出てから知ったけど。 coldsweats01

それまで忙しく立ち働いていた若い店主と奥さんも、お客がさばけて

ほっと表情がゆるんだので、カウンター越しにちょっと質問。

pig 「お店のBGMや小物が南米っぽいんですけど、カレーって

   南米にもあるんです…よね?」

virgo 「あ、よく聞かれるんですけど、南米にカレーはないんです・笑」

聞けば、店主は大の南米好き、そして大のカレー好き。そこで

大好きな二つをあわせてカレー屋さんを始めたんですって。

なのでカレーに使われている香辛料はインド産だけではなく、

南米の香辛料を使ったオリジナルなんだそうです。

基本のルーは野菜カレーに使われているもので、サラッとしたタイプ。

このルーで鶏肉や豚肉を煮込むと、また違った味わいになるんだとか。

辛さは0番の中辛から15番まで。甘口はないのでお子様には不向き。

私は0番をいただきましたが、それでもじゅうぶん辛いです。

15番に挑戦する人の胃袋ってどんなだろ?

店主と奥さんが自転車で南米大陸を縦断したときのお話しを聞いたり

写真をみせていただいたり、すっかり盛り上がってしまいました~happy01

中でもボリビアのウユニ塩湖(写真は干上がった状態でしたが)の

様子をうっとりと語る奥さんの表情が素敵で、写真と奥さんの顔を

交互に眺めながら聞き入っていると、店主も厨房から出てきて

leo 「そのときの塩、ほんの少しだけ残っているので、食べてみますか?」

pig 「え~~~!そんな貴重なものを…いいんですか?」

とか言いながら、手のひらに一粒のっけてもらったのがコレ。↓

Photo

口の中で静かに溶けていく、まろやかな塩味は格別でした。

Photo_2

「カレー工房チャルテン」はお蕎麦の老舗、わんこそばで有名な「東屋」

の並びにあります。 この他にも中の橋通りには「紅茶のしゅん」や、

「珈琲 六分儀」 など美味しいお店、隠れ家的お店が点在しています。

| | コメント (14) | トラックバック (0)

2011年3月 1日 (火)

どこかで春が

3月に入りました。

弥生(やよい)…いい響きですね。

語源は弥(いや=ますます)、生(おい=生い茂る)、

草木がだんだんと芽吹く月であることからきているそうです。

ここ盛岡でもしばらくよいお天気が続いて、ぐっと春が

近づきつつあることを感じさせます。

Photo

↑ 中の橋から見た中津川。

白鳥さんたちがいっせいに北の空へ旅立つ日も近いです。

Photo_2

↑ 先日行った雫石のお蕎麦屋さん、極楽乃に飾られていたうさぎ雛。

Sakura

↑ 久々に入ったスタバでは今年もまた桜シリーズ(ラテ&シフォン)。

Photo_3

↑ 年中変わらない明るさであるはずの街の灯にさえ春を感じるのは

私の心もちょっとずつ動き始めているから…

いつも何かにチャレンジしてきた。

ここ2年間はオトナシクしていたけど、ね。

気持ちと時間に余裕なかったし。

(今でも状態はあんまり変わってないけど、サsweat01

半月ほど前から漠然と、「何か新しいこと始めたいなぁ。」と

考えていたのだけれど、今日、2月のカレンダーを破って

「3月」の文字を目にしたとたん、漠然とした「何か」は

はっきりとした「これ」になって私の前に現れた。

pig 「えっと…相談なんだけど…」って切り出せば、

capricornus 「それって将来、何かの役に立つの?これ以上”使えない”資格

   増やしてどーすんのサ?」って言われちゃった(笑)

私はダンナの言葉の裏にある気持ちを痛いほどわかっている…つもり。

そしてダンナは自分の妻が、言っても聞かない火の玉女であることも 

よ~~~く知っている。 だからいつも敢えて反対はしないの。

ただ、こんなに近くにいながら地球の対極にいるような目で私を見るだけ。

正直、自分自身がちょびっと迷っているの。

今度チャレンジしようという山は私にとってエベレストより高いから。

じゃあなぜ登る?とんこ! 登れるのか?とんこ!

今回ばかりは頂きに立てないかもしれない。

でもやっぱり登ってみようと思うのよ。

「春」ってそんな季節じゃございませんか? 一羊さん?

| | コメント (15) | トラックバック (0)

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »